家の自己診断DIAGNOSIS
家の自己診断DIAGNOSIS
塗装は日を重ねるたびに、ほんの少しずつですが、劣化しています。毎日何気なく見ていても気づき難いのですが、じっくり見てみるとヘルプサインを出しているのです。
ここではそんなヘルプサインを見逃さないため、知っておくと便利な塗装の変化を記載しています。外壁塗装や屋根塗装は環境により、異なる変化をしていきますので、その変化を見逃さないことが非常に重要となるのです。
こんな症状ありませんか?1つでも当てはまる方は、要注意!
放置しておくと雨や露、湿気が侵入し、家の内部から腐らせていまします。
塗替え時期は、屋根が5年・外壁が8年が目安!
危険サインが出る前に、早めの対策で大切なお住まいを守っていかなくてはいけません。
カビの発生ー塗装劣化の第一段階でよく見られる現象です。紫外線を浴び徐々に変色していき汚れも目立ってきます。
また、日当りが悪い北面ではカビや藻(も)が発生し、繁殖してきます。塗料の性能も大事ですが美観を気にする方であれば色あせてきた時点での塗替えもおすすめ時期といえるでしょう。
色あせから更に劣化が進むと、チョーキングと呼ばれる症状がでてきます。自然環境を受け、塗装の表面が粉状になっていく現象です。触って白い粉が付着したら、このチョーキングがおこっているサインです。
この段階で塗り替えを行うのが、あらゆる面を考慮し、最も相場に適しているといえます。
塗装や外装材にヒビが入ってしまうことをクラックと呼び、この段階になると雨水などが侵入し最悪家の中の部材まで腐食が進んでいきます。そうなる前に塗装で塗り直しをすればまだ間に合う段階です。
外装下地材の腐食が進んだり、塗装が外装材との付着力を失い外装材から剥がれ落ちる現象ですが、ここまで症状が進んでくると雨漏りなど、家全体の劣化が進み外装材や内装材を取替えなければならないほどの大工事になりかねません。早めの対策が必要となります。